21日に当選した参院議員の、憲法9条を敵視する珍論に驚きました

21日に当選した、西田昌司参議院議員(自民党・京都選挙区)が、憲法9条を敵視するために、テレビで珍論を披瀝していました。

「これからは、『米ソ冷戦』がなくなったから、戦争が増える。だから憲法9条を変えなければならない」と言うのです。

これは、事実に反します。『冷戦』後、戦争は顕著に減っています。

『冷戦』下の1950年から59年のあいだ、国際紛争(国家間紛争と植民地独立戦争の合計)は、年平均6.5件発生していました。『冷戦』後の2000年から08年の年平均は、0.78件です。(『人間安全保障報告2009/2010』カナダ・サイモン・フレーザー大学による)

同報告は、その理由として以下の3点を挙げています。
①国連憲章のもとで、安保理事会が認めた場合と自衛以外の武力行使は禁止されたこと。
②植民地主義と冷戦の終結が、国際社会の緊張と紛争の主な要因を取り除いたこと。 
③国際貿易と投資が著しく増加し、侵略で財貨や資源を奪うより、貿易で手に入れるほうが安上がりになったこと。

たしかに、日本は尖閣、竹島、千島と領土問題と領土紛争をかかえています。中国の軍拡や北朝鮮の挑発にも直面しています。

だからこそ、憲法9条を変えて軍事的対応に走るのではなく、たとえば尖閣問題では外交交渉で中国を論破するな
ど、憲法9条をを活かした、平和外交、「平和的安全保障」が必要なのです。

それにしても、国会議員が、事実と正反対の珍論を、公共の電波で発信するのはいただけません。

ちなみに、そのテレビ番組は、22日放映の「たけしのTVタックル」です。


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〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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