映画『リンカーン』を見ました

連休中に、映画『リンカーン』を見ました。

かつて奴隷だった人びとと一緒に暮らし、合衆国憲法に新たに「奴隷制禁止」を書き込むことによって、1862年の「奴隷解放宣言」を失効させまいとする、リンカーンの苦闘が描かれています。

「奴隷解放」に抗する南軍や野党との闘争とともに、夫、父親としての苦悩が描かれており、感銘しました。

リンカーンは、厳しい内戦のさなかで、年若い脱走兵の処刑を阻止します。

内戦を終えて前線を訪れ、「戦争を終えて最初の仕事が処刑では、悲しすぎるではないか」と、敗北した南軍兵士への寛大な処遇を指示します。

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南北戦争と言えば、マルクスとリンカーンが書簡をとりかわし、互いに敬意、激励、感謝を交わしたことが、よく知られています。

その土台には、「疾風怒濤の時代」といわれた1848~49年の革命後、マルクスやエンゲルスの友人たちがアメリカに亡命し、その多くが南北戦争では北軍に参加して闘ったという事実があります。

アウグスト・ヴィリヒ(1810-1878)はその一人です。『マルクス・エンゲルス全集』35巻の人名索引には、「もとプロイセン陸軍少尉。政治的信念のために軍務を離脱し、大工になった。共産主義者同盟員。1849年にはバーデン=プファルツ蜂起で義勇軍の指揮官。53年に合衆国に移住。南北戦争では北軍の将軍」とあります。

後年エンゲルスは、1882年にマルクスの次女ラウラに宛てた手紙で、「われわれ将校は、レマン湖畔にあるホテルに宿泊していたのです。湖に面した樹下の広場では、ヴィリヒが彼の二頭の馬を訓練するのを常としていました」と回想しています。

「将軍」というあだ名をもつエンゲルスも、疾風怒濤の時代には、義勇軍の将校だったのです。







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プロフィール

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〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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