中島みゆき 彼女の「封印」を解かせたものは?

今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて もう二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう

中島みゆき『時代』の歌詞の冒頭です。

昨夜、テレビで「SONGS『時代』」を見ました。

彼女自身による35年前と3年前の歌唱と「初激白」、高校生のコーラスや一青窈、八神康子、薬師丸ひろ子によるカバーとインタビューなど、充実した番組でした。

番組では、彼女が、2010年のコンサートツアーで、21年間もコンサートでは「封印」していた『時代』を歌ったことが、紹介されました。

『時代』には、番組では明らかにされなかったもう一つの事実があります。

それは、昨2012年のコンサートで、「私は前回のコンサートで歌った曲は、今回は歌わないことに、しています。でも、今回は、前回に続くわがままを許してください」とことわって、再び『時代』を歌ったことです。

同じコンサートで、彼女はもうひとつ「封印」を解きました。

やはり20年以上、コンサートでは歌わなかった、『世情』を歌ったのです。

歌う前に、彼女は、北海道弁でひとこと「なーんも変わらんもんね」と言いました。

彼女は、どんなことが起こっても、そのことを、具体的には決して語らず、直接の行動もしません。

しかし私は、最近彼女が発表した『荒野より』や『倒木の敗者復活戦』などの楽曲は、震災や原発事故が彼女を衝き動かして、創られたものだと思っています。

彼女が札幌で『時代』と『世情』を歌った11月30日は、衆議院選挙の公示4日前でした。

当時大手マスコミは、政策的な対決軸とは無関係に、「今回の選挙の焦点は政権選択・政権の枠組み」と叫びたてていました。

また、大飯原発の再稼働を阻止する権限があったのに、再稼働に賛成した人たちが「卒原発」や「脱原発依存」と言っていました。「原子力施策は推進する」と謳った「地球温暖化対策基本法案」に、閣僚として署名した人が「元祖脱原発」を「売り」にしていました。

あのような政治・政党状況と彼女自身の選曲は無関係ではない、というのが、私の主観です。

有権者の、総選挙での回答のひとつは、棄権の大幅増でした。

私が立候補した選挙区でも、棄権が増えました。当選した候補者は前回よりも1万7千票減らしました。議席を失った前職は10万7千票減らしました。私は1031票増やすことができました。


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プロフィール

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Author:FC2USER441061ZKS
〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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