『儀軌 取り戻した朝鮮の宝物』を読みました

本書は、1922年に朝鮮総督府が強奪した『明成皇后国葬都監儀軌』が、韓国の民間団体『朝鮮王室儀軌還収委員会』の5年にわたる運動によって、日本から韓国に返還された経過の、最終報告書の日本語訳です。

著者の慧門師は、この運動の中心を担った僧侶です。
日本語版の訳者李素玲氏は、高麗博物館理事です。
出版は、東國大學出版部です。

日本共産党の国会議員団は、終始この運動に協力しました。本書巻末にある「主要経過」の最初に名前が挙げられる国家議員は、2007年7月17日の緒方靖夫参議院議員です。2番目は、同年8月13日の笠井亮衆議院議員です。「日本の国会議員に(返還を求める)陳情書を伝達する」と説明がある写真は、よく見ると日本共産党の控室で撮影されたものです。

運動には、やがて各党の国会議員が協力するようになり、返還が実現します。

運動には、様々な困難もあったことが紹介されています。その一つとして、次のようなエピソードも記述されています。

「日本の議員たち40名ほどの署名をいただいて総理、外務大臣らに伝達する計画だけは失敗した。文書に署名し、発送することは日本の議員には少し負担になったようである。日本共産党国会議員15名の同意を頂いたが、民主党、自民党議員が同意しない状況で、日本共産党議員だけの書信を伝達するのは良くない、という忠告を受け入れた。署名に同意なさった日本共産党議員には申し訳なく思うが、議員らの署名は諦めることにした。」

IMG_1065.jpg








スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

FC2USER441061ZKS

Author:FC2USER441061ZKS
〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR