冤罪のため、死刑囚として囚われている、奥西勝さんの映画を観ました

『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』です。

仲代達也が奥西勝冤罪死刑囚、樹木希林が奥西さんのお母さんを演じ、寺島しのぶがナレーションをするセミドクメンタリーです。

冤罪による死刑確定から40年以上、来る日も来る日も処刑の恐怖におびえ、子や母とひき裂かれる奥西勝さん。

俳優たちの演技と、東海テレビが保存する実写フィルムで描かれる、奥西さんの恐怖と絶望と苦しみ、そして、お母さんの愛と国民救援会の運動、弁護団の奮戦によって、時にはもたらされる希望と安らぎに涙しました。

しかし、最高裁を頂点とする日本の司法の腐敗によって、今86歳の奥西さんは肺炎をわずらい、「医療」刑務所のベッドで、手錠をかけられたまま、囚われつづけています。

映写会場は、悲しみと怒り、そして「奥西さんを救い出したい」という、強い思いに包まれました。

日本の司法は、今も、原発にかかわる福井地裁や福島地裁の判決など、みずみずしく息づいている部分もあります。

また、映画でも描かれているように、「職を捨てて」自らの良心に恥じない決定をくだす裁判官もいます。

しかし、アメリカ大使と密会して砂川裁判の判決内容を事前に密告した田中耕太郎氏や、壊憲団体である『日本会議』の会長を務める三好達氏など、恥ずべき行為をなす人物が、時の自民党内閣によって最高裁長官に指名され、日本の司法を腐敗させてきたのは、動かしがたい事実です。

みずみずしく息づいている裁判官たちを、励まし支えるのは、私たちの運動と世論の役割だと思います。

200[1]

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〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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