「首尾一貫している政治家は論敵であっても心が通じ合った」

佐々淳行氏の近著『私を通りすぎた政治家たち』の副題です。

佐々氏といえば、警視庁外事・警備課長、内閣安全保障室長などを歴任した、警備・公安警察の幹部です。

私は、私たちとは「水と油」と思っていました。

ところが、同書の表紙に、不破哲三氏の写真が載っていたので、手にとり、開いてみると、カバーの折りかえしに7人の政治家が列挙されており、うち2人が「東大時代からの半世紀以上の論敵だが憎めない不破哲三」「防衛施設庁長官室で解任された私を労ってくれた上田耕一郎」でした。

本文には、「共産党の上田耕一郎・不破哲三(本名・上田建二郎)兄弟は東大時代からの論敵である・・・警察庁や防衛庁にいた私とはまったく対極を歩んだが、昭和二十五年からお互いまったくブレていない。信念を貫いたことは尊敬に値する。敵なら敵で、言動が首尾一貫していることをお互いに認めあっていたのである」と述べられています。

副題の「心が通じ合った論敵」とは、上田・不破兄弟のことだったのです。

「これが私の最後の著作となるかもしれない」本書で、佐々氏がこのように記されていることに、驚きました。

6章からなる本書は、「国益を損なう政治家たち」に1章が割かれており、田中角栄氏や小沢一郎氏など、9人の政治家が「国益を損なった」と批判されています。

表紙の写真は上から順に吉田茂、岸信介、田中角栄、不破哲三、安倍晋三、後藤田正晴の各氏です。

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プロフィール

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〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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