思惟する天文学 -宇宙の公案を解く-

最近読んだ本の題名です。

天文学の10人の泰斗が、1990年代と2012年に、天文誌に執筆した20の文章を編集した本です。

公案とは、本書の編集者によれば、「禅の世界で、導師が弟子の修行の手助けをするために出題する課題のようなもの」だそうです。

宇宙は137億年前に誕生し、人類が認識することのできる「通常の物質」は宇宙全体の4%に過ぎず、いまだ認識することのできていない「ダークマター」と「ダークエネルギー」が96%を占めます。

このため天文学は、他の自然科学よりも、「思惟」の比重が高くなっています。

本書では、宇宙論の躍進、宇宙像の変遷、宇宙と人間像、宇宙との交信、宇宙と文明、宇宙と生命、この宇宙に生きるなど、「『宇宙』とは?」の思惟が、縦横に語られています。

宇宙論とともに、地球と人類、そして私たち一人ひとりのあり方についても、教えられることの多い一冊でした。

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〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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