靖国参拝は、尖閣諸島をめぐる日本の立場も掘りくずす 

昨日の『朝日』が1面で、「靖国参拝 中国が批判網 日本も反論 非難合戦」と報じています。

首相の靖国参拝を不問に付すかのような記述とともに、靖国参拝と尖閣問題を同列に論じているようです。

こういう立場は、尖閣諸島をめぐる日本の立場も掘りくずすことなりかねず、残念です。

同記事は、中国の批判に対して、「戦後の日本の歩みを真っ向から否定する言いがかり。売られたけんかは買う」という、外務省幹部の発言を無批判に紹介しています。

靖国を参拝しながら、中韓に対して「私の対話のドアは常にオープンです」という安部首相の発言は、相手を思い切り殴ったうえで「話し合おう」というもので、論外です。

「尖閣諸島をめぐる領土問題は存在しない」という、安倍内閣をはじめ歴代政権・外務省の立場は、不当にも尖閣諸島の領有権を主張し、領海侵犯や防空識別圏設定などをくりかえす中国に対する、批判の足場を自ら放棄するものです。

尖閣諸島に対するまともな主張もせず、靖国参拝への批判に無内容な反論をくりひろげる。

これでは、尖閣諸島について、「日本領土である」という正確な国際世論は形成されず、日本の外交はますます世界からまともに相手にされなくなってしまいます。

過去の中国などへの侵略戦争をきちんと反省し、侵略戦争を美化する靖国への参拝はおこなわず、尖閣諸島をめぐる領土問題の存在を直視して中国や国際社会に働きかける、これが日本のあるべき姿だと思います。
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〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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