『資本論』を、のんびりじっくり読みながら思いました。マルクスなら、黒田日銀総裁などは、歯牙にもかけないでしょう 

のんびりじっくりの『資本論』

ちょうど、「利子生み資本」の編の、「流通手段と資本。トゥックとフラートンの見解」の章を読み終えたときに、日銀の金融政策決定会合のニュースが流れました。

黒田総裁らは、「金融機関の日銀当座預金残高が増えれば、実体経済の状態にかかわりなく、日本社会で流通するお金も増える」という、幼稚で誤った金融政策を続けようとしています。

マルクスは、当時のイギリスで大きな影響力をもっていた経済理論家である、トゥックやフラートンの理論の誤りを鋭く指摘し、批判しました。

トゥックやフラートンの理論には、正しい部分もあったから、誤った部分を批判したのです。

ひるがえって、黒田「理論」には、幼稚で短絡な思考しか、ありません。

マルクスが生きていたら、「紙がもったいない」と歯牙にもかけないのでは、ないでしょうか?

このような人を、当時の米倉日本経団連会長の、「安倍総裁は金融と財政の区別がわからないのではないか」という苦言に耳を貸すことなく、日銀総裁にした安倍晋三首相は、今からでも遅くない、自らの不明を恥じるべきです。

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『百枚目の写真』~一銭五厘たちの横丁~ を観ました。 原作の本は1975年出版、初演は第二次安倍政権発足前の2010年ですが、「安倍自公政権の暴走を放置すれば近未来はこうなる」と暗示するような舞台でした。

『百枚目の写真』~一銭五厘たちの横丁~ を観ました。

舞台は1974年の東京の下町です。

プロデュースした「トム・プロジェクト」による、あらすじ紹介は、次の通りです。

昭和49年春、ルポライター児玉は99枚の写真を手に、東京の下町をさまよい歩いていた。

それは、30年前、後に写真家となる桑原甲子雄によって撮られた氏名不詳の家族写真――
それはかつて、一銭五厘の赤紙で戦場に送られた兵士たちの元へ届けるために、留守家族
の姿を収めた記念写真だった。

児玉は、下町に暮らす住人たちのおぼろげな記憶の糸を頼りに、その家族たちをやっとの思
いで探し当てて行く。

酒屋、金具屋、蝋燭屋...それぞれの営みの中でのさまざまな戦後が刻み
込まれていた。

旅の途中で児玉は、出征した兵士の母と妻、娘が暮らす家に辿り着く。

敗戦への坂を転がり始めた昭和18年、そして高度成長を遂げつつあった昭和40年代の下町
を舞台に、99枚の写真に焼き付けられた氏名不詳の人々の愛と哀しみの物語。

原作の本は1975年出版、初演は第二次安倍政権発足前の2010年ですが、「安倍自公政権の暴走を放置すれば近未来はこうなる」と暗示するような舞台でした。

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「保守」や自民党の中にも、民主連合政府のパートナがいた? 「『保守』の本質に立つオピニオン誌」『表現者』を読みました

「『保守』の本質に立つオピニオン誌」 『表現者』を読みました。

同誌の最近の号が、「日本共産党とは何ものか」という特集をしているからです。

西部邁『表現者』顧問、西田昌司自民党参院議員、富岡幸一郎『表現者』主筆・関東学院大学教授、小池晃日本共産党書記局長の4氏による座談会「日本共産党に思想と政策を問う」は、読みごたえがありました。

私は、これを読んで、日本共産党の今世紀前半の大目標である「民主連合政府」のパートナーが、「保守」の人びとや、今は自民党に籍を置く人びとのなかにも存在するのではないかと、思いました。

もっとも、3氏と私たちとのあいだには、現状では、日本国憲法にたいする見解に大きな違いはありますが・・・

西部氏は言います。
「昭和の終わりから今日まで政治その他の動向を眺め・・・大まかな結論から言いますと、その首尾一貫性からすれば、日本共産党が断トツに優れていると思うわけです。とりわけ内政問題について、そうです」
「僕個人の意見を言わせていただくと、・・・日米安保条約は破棄の方向に持っていくべきだというものです。その点では、日本共産党に賛成です」

西田氏も、
「占領が続いていて、米軍基地が我々の国にあるということが異常事態なんですね。」
「あの戦争(イラク戦争)もしかりですが、別のことで言えば、郵政民営化です。あの新自由主義を取ったのはなぜか、あれはいったい何だったのかと思います。・・・僕が共産党にエールを贈るのは、そうした部分できちんと物を言い続けているからです。」
「共産党が言っていることは光り輝いていると、僕は思います。」と言います。

富岡氏は、
「共産党は農業のこともしっかり言っています。食糧自給率がこんなに低くていいのか、TPPなんて言っている場合じゃないと。税金の問題もそうです。消費税を上げればアベノミクスは崩壊するだろうし、経済は悪化しますよ。法人税は高いけれど、大企業などは実際払っていない実態がある。」と。

座談会は、冗談(?)のやりとりで終わります。
西部 僕が死ぬまでに、自共連立政権を実現させてくださいよ(笑)。
西田 それは、ぜひやりたいですね。
小池 自公よりはいいんじゃないですか(笑)。
西田 それについては、コメントしませんが(笑)。
小池 真の保守主義に純化していったら、接点はかなり広がるんじゃないでしょうか。今の自民党は保守主義                 じゃないところがたくさんありますから。
西田 すみません(笑)。

保守3氏と小池氏の丁々発止の応酬を予想していましたが、少し違いました。

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プロフィール

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Author:FC2USER441061ZKS
〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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