安倍首相 地球儀 ヒンケル チャップリン

安倍首相が、くりかえし、「地球儀を俯瞰する外交」と、自己アピールしています。

世界的な大政治家だということを、強調したいようです。

でも私は、安倍首相が「地球儀俯瞰」と言うたびに、ヒンケルを思い出してしまいます。

そうです。チャップリンの名作『独裁者』で、チャップリン扮するヒンケル(=ヒトラー)が、世界征服を夢想して、風船の地球儀と恍惚としてたわむれる、あの名シーンです。

映画では、地球儀はパチンとはじけてゴム片になってしまい、ヒンケルは泣き崩れます。

「映画ファン」を自認する安倍首相は、映画史上に輝く名作『独裁者』を観ていないのでしょうか?

もし観ているのなら、とても恥ずかしくて、ヒンケルの真似をくりかえすことは、できないと思うのですが・・・

それとも、以前観たけど、忘れてしまったのでしょうか?

いずれにせよ、安倍首相には、この夏休み、ゴルフの時間を割いてでも、『独裁者』を観ることをお勧めしたいと思います。

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安倍首相の「法の支配」 西部劇の世界のよう

安倍首相が国内外で、「法の支配」を喧伝しています。

最高法規である憲法を破壊する、「壊憲クーデター」を企てているのにです。

私は、首相の発言を聞くと、どうしても西部劇を連想してしまいます。

無法者が保安官の座につき、「法の支配」と言いながら、悪事をほしいままにする、お定まりのストーリーです。

映画の結末では、無法者の保安官は、ヒーローに撃たれて、The Endとなります。

いまの日本は、安倍首相が破壊しようとしている「法の支配」のもとにありますから、西部劇のように、安倍首相が撃たれることはありません。

既に進行している、「安倍内閣の終わり」の完結は、どのようになるのでしょうか?





「資本主義の終焉」と題する本を読みました

水野和夫氏の『資本主義の終焉と歴史の危機』という本です。

書名にひかれて手にしました。

興味深い歴史も紹介されており、読みものとしても、おもしろい本です。
 
賛同、共感できることもたくさんあります。

①まず、何が資本主義の基本的矛盾か?ということです。

水野氏は、「資本主義のもつ固有の矛盾とは、資本の自己増殖のゴールを決めていない、資本主義の定義自体にあります」と述べます。

マルクスは、「資本主義的生産の真の制限は、資本そのものである。というのは、資本とその自己増殖とが、生産の出発点および終結点として、生産の動機および目的として、現われる」と述べました。

水野氏とマルクスは、「利潤最優先こそ、資本主義の矛盾・制限」とする点で、一致しています。

実は、「マルクスのこの叙述が、マルクス(=科学的社会主義の経済学)による、資本主義の基本矛盾の指摘である」ということが、明らかになったのは、ごく最近の2011年ことです。不破哲三氏が明らかにしました。

②資本主義の基本矛盾が、人類と地球の前途を脅かすということも賛同できます。

水野氏は、「資本主義は、エネルギー危機や環境危機という人類の存続を脅かす負債も残そうとしているのです」と述べます。

③グローバリズムへの当面の対処策も、一致しています。

日本共産党は、グローバリズムからの人びとの被害を軽減するために、2000年以来「多国籍企業への民主的規制」を提唱してきました。

当時、「われこそ構造改革の本家」と競い合っていた他の政党からは、「国際間の金融取引を規制するなど、できっこない」と言われたものです。

水野氏は、「G20が連帯して、巨大企業に対抗する必要があります。・・・法人税の引下げ競争に歯止めをかけたり、国際的な金融取引に課税する仕組みを導入したりする。そこで徴収した税金は、食糧危機や環境危機が起きている地域に還元する」と述べています。

④労働・雇用問題でも賛同します。誰かさんのように「岩盤規制を打ち砕くドリル」などと、後先を考えないことは、言いません。

水野氏は、「労働時間の規制を強化して、ワークシェアリングの方向に舵を切らなければなりません」「私自身は、非正規という雇用形態に否定的です。・・・労働規制を強化して、原則的に正社員としての雇用を義務づけるべき」と主張します。

⑤アベノミクスと、そのブレーンたちへの正確・辛辣な評価にも共感します。

私は、アベノミクスのブレーンたち(マネタリスト、リフレ論者)は、実体経済と国民生活を認識せず、「デフレは貨幣現象」だと誤認している、愚かな人たちだと思います。

水野氏は、昨今の日本政府の経済財政政策を、「倒錯日本」「日本を政治的・経済的焦土と化してしまう」と喝破しています。

⑥マルクスへの高い評価にも、敬服します。

水野氏は、マルクスを、ダンテやシェイクスピア、アダム・スミス、ケインズとともに、時の絶対権力や資本主義の暴走にブレーキをかけた、偉大な経済学者・思想家として、高く評価しています。

水野和夫氏は、マルクス経済学者ではありません。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミスト、内閣府大臣官房審議官、内閣官房内閣審議官などを歴任し、現在は日本大学国際関係学部教授です。

巻末には35点の参考文献が紹介されていますが、マルクス経済学の文献は皆無です。

「資本主義の終焉」を指摘する水野氏は、同時に、「その先にどのようなシステムをつくるべきなのかは、私自身にもわかりません」と、率直に言われます。

私は、当面は「多国籍企業への民主的規制」、その先は「生産手段の社会化」が、必要なシステムだと思います。

そして、地球上の資源の有限性を直視しつつ、「価値・利潤の実体は、モノではなく人間の労働」だということを、しっかり把握することが大切だと思います。

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悪魔が「悪魔を倒す?」 安倍首相の英紙への寄稿

安部晋三首相が、英紙フィナンシャルタイムズに、「私の『第三の矢』は日本経済の悪魔を倒す」と題する文章を寄稿したそうです。

驚きました。

アベノミクスこそ、「大企業栄えて国滅ぶ」をもたらす「悪魔」だからです。

「『生活よりも大企業』鮮明」(東京新聞6月17日付)と、指摘するマスコミも増えています。

藤田宏氏は、ことし初め、「日本経済は、二つの“悪魔のサイクル”に陥っていくことになる」として、

①大企業製造業の空洞化→リストラ→低賃金・雇用の悪化→内需の縮小→国内生産の減少→大企業製造業の空洞化

②内部留保利用の財テク重視→本業軽視・営業利益の減少→営業利益確保のためのリストラ→非正規労働者の増大・
低賃金・ 雇用悪化→内需の縮小→内部留保利用の財テク重視

を指摘しました。(「日本企業の株主構成の変化と財界の蓄積戦略の新展開」『経済』3月号)

いま日本のために必要なのは、安倍晋三氏がいう「企業がもっとも活動しやすい国」にすることではなく、大企業に社会的責任を果たさせることによって、「国民や中小企業などと大企業が共存できる国」にすることではないでしょうか。

ここにこそ、大企業にとっての活路もあると思います。



木村大作監督の第二作『春を背負って』を観ました

日本を代表する映画キャメラマンである木村大作氏の、5年ぶりの監督第二作『春を背負って』を観ました。

北アルプスの標高3000メートルにある山小屋「菫(すみれ)小屋」とまわりの山山を舞台に、山と人の心の、美しさと厳しさが、描かれています。

監督と撮影を兼ねた木村氏のカメラワークに、息をのみました。

主演の松山ケンイチと蒼井優とともに、充実した共演の人びとの演技に引きこまれました。

作品の中で、何度もボッカ(荷上げ)のシーンが出てきます。

重量は60kgで、松山ケンイチ演じる主役は、初ボッカでは、音をあげてしまいます。

学生時代に、奥日光の庚申山に、所属していたワンダーフォーゲル部の山小屋を建てるために、セメント袋のボッカをしたことを、懐かしく思い出しました。

いま、セメントは一袋25kgですが、当時は50㎏ありました。

若かったころの自分を、誉めてやりたいです(笑)

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              『春を背負って』のボッカシーン  松山ケンイチ(左)と豊川悦司(右)




「安倍27%政権」の暴挙を許すな! 奴らを通すな!

安部政権の集団的自衛権行使の閣議決定は、「海外で戦争する国」への歴史的暴挙です。

憲法破壊のクーデターとでもよぶべき暴挙です。 

日本は今、戦争か平和かをめぐって、戦後最大の歴史的岐路を迎えています。

安倍自民党は、衆議院で294議席を占め、巨大に見えます。

しかし、自民党の衆院比例代表の得票率は27.6%です。

衆議院の総議席の27.6%は、132議席です。

自民党の衆院議席のうち162議席は、民意を歪める選挙制度による「水ぶくれ」です。

昨日私は、旭川市内で、花畑の手入れをしていた初対面の女性と対話しました。

その人は、「共産党の人とお話しするのも、『しんぶん赤旗』を見るのも初めて」とのことでしたが、「今日の閣議決定には反対」と、きっぱりと言われました。

「壊憲クーデターを許すな」「奴らを通すな」を合言葉に、国民的な大運動で、安倍晋三氏ととりまきの「お友達」に、自らの水ぶくれぶりを、思い知らしめましょう!
プロフィール

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Author:FC2USER441061ZKS
〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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