不破哲三さんが、衆議院選挙後初めて発表した文章を読みました

それは、先週発売された新著、『歴史から学ぶ 日本共産党史を中心に』のために書きおろされた「はしがき」です。

不破氏はこの文章で、
今の政治体制は、「『戦後』というより『占領後体制』という方が正確」
「その異常さは、日本を世界の例外国家とするところにまで極端化」
など、新鮮な指摘をしています。また、
「12月総選挙そのものは、自民党の政権復帰という結果に終わりました。しかし、それは『自民党型政治』の危機の終焉を示すものでは決してありません。」と断言しています。

本書は、日本共産党の90年の歴史の各断面、戦前の日本の科学的社会主義の理論的到達点、日本の領土拡張主義の歴史などを内容としています。

私は、本書を熟読して、新たなたたかいの糧にしたいと思います。

歴史から学ぶ 日本共産党史を中心に


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レ・ミゼラブルと安倍晋三首相

安倍晋三首相も、映画『レ・ミゼラブル』を見たそうです。

28日付『毎日』の、山田孝男編集委員の「首相インタビュー余話」という記事に、以下のような部分があります。


最近は『レ・ミゼラブル』を見た。「泣きました?」と聞くと、首相はこう答えた。
「年取って涙もろくはなったんだけど、あれでは泣かなかったなあ。女房は泣いていたね。そうそう、この前、DVDで『サッチャー』を見てね、あれはなかなか・・・(ウルウルきましたか?)ええ、まあ・・・」

メリル・ストリープ主演『マーガレット・サッチャー』(11年)の、どのくだりでグットきたか。安倍は二つ挙げた。「フォークランド紛争に勝利をおさめた後、英下院で国民に団結を呼びかけるシーン」と「歳出カットで国民的批判を浴び、激しく攻撃されながらも初志を貫き通すところ」だった。

私(おぎう)もメリル・ストリープは好きです。最近では、ロバート・レッドフォードやトム・クルーズと共演した『大いなる陰謀』で、意に反してアフガニスタン侵略戦争に協力することになったジャーナリストの苦悩を演じたのに、強い共感をおぼえました。

しかし、『マーガレット・サッチャー』は見ていません。ストリープが、好戦的で国民の暮らしを顧みることのなかったサッチャーを演じるのを、見たくなかったからです。「フォークランド紛争」は、後のイギリスによるアフガンとイラクへの侵略戦争につながる、アルゼンチンへの侵略戦争です。「歳出カット」は、新自由主義による社会保障の破壊です。

安倍首相は、『毎日』の別の記事によれば、06年の自著『美しい国へ』で、高校の授業中の体験にもとづいて、「革新とか反権力を叫ぶ人たちのうさんくささを、今も確信し続けている」旨、記述しているそうです。

その「確信のきっかけ」とされた、73歳になる高校の先生は、憲法99条が国務大臣の憲法尊重義務を定めているのに、憲法改定をめざす安倍首相を心配して、「異質の思想や立場の違う人を大事にしてほしい」「成蹊を出た学生なら、首相が憲法に基づいて職責を果たさなければならないことを常識として知っているはず。日本の近代史を謙虚に学ぶべきです。戦争の悲惨さに思いをいたしてほしい。国家が教育を管理したり、人の内面を問題視してはならない。安倍君には健康に留意し、東北の全面復興に取り組んでほしい」と仰っています。いくつになっても、何年たっても、先生は先生ですね。

革新や反権力を嫌悪する安倍首相が、夫人と違って『レ・ミゼラブル』に共感できなかったのは、無理もありません。

私は、妻と一緒に感動しました。












映画『レ・ミゼラブル』の革命賛歌に感動、感激しました

映画『レ・ミゼラブル』を観ました。

ジャン・バルジャン、ファンテーヌとその娘コゼット、シャベール警部などのドラマに引きこまれました。登場人物では、コゼットと姉妹同様に育てられた「盗人宿」の娘エポニーヌが、とても印象的でした。

映画の舞台は、フランス大革命の「自由、平等、博愛」の精神が蹂躙されている、19世紀はじめのフランスです。新自由主義の跳梁によって、貧困と格差、雇用の悪化が横行する今日の世界と「二重写し」になっているように感じました。この映画が製作され、ヒットしていることが納得できます。


私が最も感動、感激したのは、わずか2日間で鎮圧される1832年の『6月蜂起』の部分と、『蜂起』の革命的な精神が、1848年の革命や1871年のパリコンミューン、1936年のフランス人民戦線政府に引き継がれることを暗示する、ラストの「革命賛歌」です。

監督は『英国王のスピーチ』のトム・フーパーです。『英国王のスピーチ』の、チャップリンの『独裁者』をほうふつさせる、ジョージ6世の英国民への「反ナチズム」の訴えは感動的でした。『レ・ミゼラブル』は、より身近に感じることができる映画でした。

映画を観て、マルクスの盟友エンゲルスが、1848年革命の一つの場面について、『新ライン新聞』に書いた文章を思い出しました。

「国民軍は応戦し、旗手が倒れる。すると、一人の女工、趣味のよい服装をした、丈の高い美しい少女が、あらわな腕で旗をつかんで、バリケードを越えて国民軍にむかって歩いてゆく。」(『マルクス=エンゲルス全集』第5巻 114ページ)

安倍内閣が「教育再生」と言いながら、35人学級見送り

「政府は26日までに、文部科学省が求めていた2013年度から5年間で公立小・中学校の全学年で35人学級を実現する計画を見送る方針を固めました・・・財務相の諮問機関である財政制度審議会は、▽『費用対効果の観点』から少人数学級の効果が明らかでない▽公務員の人件費削減が求められている-などとして、教職員定数の改善に難色を示していました」(『赤旗』27日付)

どうしてこういうことになるのでしょうか?

日本の平均学級規模は、2007年の時点で、小学校はOECD平均21.4人に対して28.2人、中学校は同23.9人に対して33.2人です。OECDの比較可能な21か国のなかで、韓国に次いでワースト2です。

日本の小・中学校教員の残業を含まない年間勤務時間は1960時間で、OECDの比較可能な17か国中最長です。OECDの平均は小学校1662時間、中学校1652時間です。実際に日本の教員は、これ以外に年間960時間もの残業をしているといいます。教員の心身を破壊する長時間勤務は、学級規模が大きいことが一因だと思います。

この大元には、歴代政権の「低文教費政策」があります。2007年時点での日本の教育機関への公的支出のGDP比は3.4%で、比較可能な28か国中最下位です。平均は5.2%、最高のデンマークは7.8%です。

「費用対効果」などと、どこかで聞いたことのあるような言葉を発している場合でしょうか?恥ずかしくはないのでしょうか?

安倍内閣の「目玉」である、「教育再生」が何を意味するのかが、透けて見えるのではないでしょうか?

共産党の小池晃政策委員長は、アベノミクスを「アベコベミクス」と批判していますが、教育政策も「アベコベ」です。

どうも、安倍内閣のキーワードは、「アベコベ」のようです。

「資本家とは、資本(=死んだ労働)の人格化」とは、本当によく言ったものです

マルクスは、「資本とは、生きた労働を吸収することによってのみ吸血鬼のように活気づき、しかもそれをより多く吸収すればするほどますます活気づく、死んだ労働である」「資本家とは資本の人格化である」と喝破しています。

資本論が公刊されて145年。さすがに、資本家の中からも進化を遂げる人びとも現れています。世界最大の投資持ち株会社「パークシャー・ハサウェイ」のウォーレン・バフェット会長や、エールフランス・KLMの前会長ピエールアンリ・グルジョン氏らは、「我々に課税せよ」と声を上げています。日本でもこのような考えの資本家は、結構いるのではないかと思います。

しかし、安倍内閣の「産業競争力会議」の議員になっている、日本を「代表する」資本家は、マルクスの時代から全く変わっていないようです。23日にひらかれた同会議の初会合では、次のような意見が出されました。

①原発再稼働、環太平洋連携協定(TPP)への参加
②人材の新陳代謝を行うため、整理解雇を可能とする。有期雇用規制をとりやめる。企業合併による指名早期解雇を可能にする。法人税減税。TPPへの参加。
③混合診療の解禁。貸金業の総量規制・金利規制の見直し。解雇規制の緩和。法人税減税。TPPへの参加。

発言の主は、①長谷川閑史武田薬品社長、②新浪剛史ローソン社長、③三木谷浩史楽天会長です。

私も、3氏の会社の商品やサービスを利用します。個人的にはいい人かもしれません。しかし、この発言はいただけません。マルクスでなくても、「吸血鬼のよう」と思われてしまうのではないでしょうか。

(①~③の発言内容は『赤旗』の報道によります)




「参院選で伸びなかったら縁を切るから」と、『赤旗』を購読してくださいました

旭川市の北部地域で訪問活動をしました。

衆議院選挙のお礼を言いながら、参議院選挙で必ず前進する決意をお伝えし、ご支援をお願いしました。

『赤旗』を購読しているお宅を含めて7軒を訪ねて、お二人が新たに『赤旗日曜版』を購読してくださいました。

「麻生の『高齢者はさっさと死ねるようにしてもらいたい』発言。こっちの方が首を絞めてやりたくなる」「介護保険料は高すぎる」「夫婦で年金の手取りが月8万円。ほんとうに苦しい」など、自・公・民の社会保障切り捨てへの怒りが表明されました。

「本当に今度こそ勝ってよ!今度伸びなかったら縁を切るから」という叱咤激励と一緒に、『赤旗』を購読してくださった人もいました。

1年半ぶりに、福島の友人夫妻に会いました

福島市に住む、私たち夫婦の同期生である友人夫妻が旭川を訪れて、一夜語りあいました。

一昨年7月、原発事故から4か月もたたない時期に、私が気仙沼に震災ボランティアに行った際、岩手県一関市で会って以来です。

彼らは「可能なかぎり放射線量を低くすることを追求しながら福島で生活する」ことを決断し、「放射能のことを正確に知って正確に怖がる」生活を実践しています。

彼らの家は、古い農家で、裏手にはうっそうとした屋敷林があったのを、被曝線量を下げるために全部伐採したそうです。伐採前と後の写真を見せてもらいましたが、あまりの変わりように、言葉も出ませんでした。住宅の除染は、これからだとの事でした。

2人の娘さんも、県内で看護師や保健師として、人びとの健康を守るために奮戦しています。

日本共産党の中で、福島県の救援を担当している、四国ブロックから駆けつけるボランティアの宿舎に自宅を開放し、「事故前よりも多くの人びとと結びつくことができた」と笑っていました。

原発事故の罪深さへの怒りを新たにしました。

ハンガリーと聞いて、『君の涙ドナウに流れ』という映画を思いだしました

ドイツ連邦銀行総裁が、日本とハンガリーを批判していると聞いて、『君の涙ドナウに流れ ハンガリー1956』という映画を思いだしました。6年前に公開されました。

1956年の「ハンガリー事件」を描いた映画です。「事件」は、水球の決勝でハンガリーがソ連に勝って金メダルを獲得した、メルボルンオリンピックと並行してすすみます。主人公は反独裁闘争の闘士である女学生と、彼女にひかれて闘争に加わる、水球のオリンピック選手の男学生です。

ハンガリー事件では、多くの国民が民主的な社会主義をめざして立ちあがりましたが、ソ連軍とソ連に追従する国内の勢力によって弾圧されました。その後、ハンガリーは、1989年の旧体制崩壊まで、再びソ連を模倣した圧政のもとにおかれました。

映画は、「事件」の日々を、二人の主人公を軸に、ハンガリー人民の側から描いています。

映画のラストでは、ソ連チームの激しい反則攻撃のために、血を流しながら金メダルを獲得する彼のたたかいと、獄にとらわれて拷問に耐え抜き尊厳を守る彼女のたたかいが、交互に描写されます。

激しい拷問の後、甘言とともに差し出される紙とペン。「『裏切り者』の名前を書きなさい(=同志の名前を密告しなさい)」という甘いささやきに、彼女はペンをとり、「スターリン カーダール」と書きます。(カーダールは、ソ連の弾圧を借りて首相になった人物の名前です)息をのみ、怒りに震える拷問吏。

尊厳を守り抜いて処刑場に連行される彼女を、獄舎の女囚たちが、マジャールの古謡を静かに歌いながら見送ります。

心を強くうたれる映画でした。

独連銀総裁の発言にふれて、旧体制の崩壊から4半世紀がたつのに、今も旧体制の残渣から自由ではあり得ないのだろうか?と思いました。



ドイツ連邦銀行総裁が、アベノミクスを痛烈に批判

ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁が、21日に行った講演で、「アベノミクス」を「中銀の独立性を脅かす」と痛烈に批判しました。

今日付の『しんぶん赤旗』が、フランクフルト発の時事電を報道しています。以下引用します。

ワイトマン総裁は、「現在、中銀の独立への深刻な干渉がある。例えばハンガリーや日本だ。日本では、新政権が中銀に大きく干渉し、大胆な金融緩和を要求して独立性を脅かしている」と断言。報道の自由や司法の独立性への侵害がEU内で問題視されているハンガリーと同列に並べて批判しました。

同総裁はその上で、「この政策の帰結は、為替相場の政治化だ」と指摘。「これまでは国際為替相場は通貨安競争なしに危機をくぐり抜けてきた。その継続を切に望む」と訴えました。

アベノミクスをめぐっては、米自動車業界が通貨安競争を招く「近隣窮乏化策だ」と批判するなど、国際的にも波紋が広がっています。

名横綱大鵬が、亡くなりました。

名横綱大鵬が亡くなりました。

少年のころ、私も大好きでした。千秋楽のテレビ中継で、柏戸との優勝をかけた対戦がある日は、午前中から何も手につかず、母からよく「困ったもんだね」と言われたものです。

今朝の朝刊の1面コラムでは、「道新」「朝日」「赤旗」が追悼しています。「赤旗」はあまり目にする機会がないと思いますので、全文引用します。

「巨人、大鵬、卵焼き」の流行語の生みの親は、評論家の堺屋太一氏でした。氏は、子どもと同じようなものが好きではしゃぐ、“子供っぽいおとな”をからかうつもりだったらしい

▼が、氏の思惑をこえ、子どもが好きなものを並べた言葉としてすっかり根づきます。ときは1960年代初め。誠実を絵に描いたような大鵬関は、人をからかう素材になりえませんでした

▼優勝32回。大横綱・大鵬の納谷幸喜さんが亡くなりました。日本領だった樺太の生まれ。父はウクライナ人、母は日本人。5歳で終戦を迎え、母と命からがら北海道に渡ります。ソ連で迫害された父とは、以後も離れ離れでした

▼貧しく、混血のせいでいじめられた子ども時代。しかし、母に教えられます。「人はみんな平等だ。差別するんじゃない」。腹いっぱい飯が食えると入った大相撲で、つらいけいこに耐え抜きました

▼横綱・柏戸との名勝負は語り草です。休場明けの柏戸に負け、作家の石原慎太郎氏に「八百長」と書かれた時でした。身に覚えのない大鵬。彼が「つらかったろうね」と声をかけると、「うん」といってボロボロ泣く柏戸。以来2人は、厚い友情で結ばれます

▼やはり原点は、樺太からの引き揚げ船が次々沈む中で命拾いした体験なのでしょう。本紙2万号記念に、励ましをいただきました。“平和な社会をつくり、みんなが幸せにならないといけないんだと、一生懸命、報道しているわけでしょう。戦前からずっと・・・”。ありがとう、大鵬関

記録更新の金曜行動でした。

昨夜の旭川の金曜行動は、朝の最低気温マイナス19.6度、開始の午後6時でもマイナス11度という、冷え込みのなかでした。

旭川でも、全国でも、「金曜行動の最低気温記録」を更新したのではないでしょうか。

厳しい寒さでしたが、小学校入学前の子どたちも参加していました。70歳をこえる「初参加」の方もいました。

みんなそれぞれに防寒対策をして参加していますが、1時間半の「長丁場」です。

途中、広場で流されたロックのリズムにあわせて踊りだしたり、「原発イラナイ 大飯とめろ 大間やめろ」とコールしながら駅前まで往復したりして、「自然エネルギー」で暖をとる人もいました。私もそのひとりです。

生活保護削減-人間と政治の原点が問われています

自民党が、「生活保護費1割削減」の選挙「公約」の実行に乗りだしました。公明党も同調しようとしています。

なんと貧困で、人間性に欠ける発想でしょうか?政治の根本的な役割を自覚していない発想には、怒り呆れるばかりです。

こんなことを強行したら、国民の暮らしと日本経済の底が抜けてしまいます。「子どものいる保護世帯への保護費が多すぎる」と騒ぎたてていますが、親から子への「貧困の連鎖」に、心の痛みを感じないのでしょうか?

昨秋発表された、「名誉の傾きを取り繕うために  庇護なき人を選び  踏み石にする技」と唄われている楽曲を、地で行く行状です。

民意を歪曲する選挙制度の助けで「虚構の多数派」になったことで、「名誉の傾きを取り繕えた」と思い込むのは大いなる勘違いというべきです。

朝日、毎日、読売、道新に目を通しましたが、読売を除いて批判的です。「インフレを進める一方で、生活保護費は切り下げ。もっと貧しい人がいると。あれこれと数字を示しても、あぶり出される薄情や冷血の文字」(道新)という秀逸なものもありました。

運動と世論で、この暴挙をくい止めましょう。



「ゆっくりじっくり」の『資本論』 核心部分を読みました

昨年の元旦を期してはじめた「ゆっくりじっくり」の『資本論』。ようやく、『資本論』の核心であり、マルクスによる経済学の革命の核心である、第一部第2編「貨幣の資本への転化」と第3篇「絶対的剰余価値の生産」を読みました。

資本主義的搾取のしくみを発見、解明した部分です。
マルクスが、このしくみを発見できなかった従来の経済学に対して、“ここがロドス島だ、ここで跳べ”と名セリフで挑発し(284ページ)、「それは剰余価値を生んだ。手品はついに成功した。貨幣は資本に転化した」(332ページ)と凱歌をあげる部分です。

また、マルクスは当時の労働者のおかれた状態を活写し、この事実に立って「資本とは、生きた労働を吸収することによってのみ吸血鬼のように活気づき、しかもそれをより多く吸収すればするほどますます活気づく、死んだ労働である」(395ページ)と告発しています。

同時に、資本にはこれと全く反する「文明化」の作用もあります。この「文明化」は、今回読んだ部分ではまだ端緒的にしか述べられていません。しかし、次のように、資本主義的生産のもとで「訓練」され、たたかいによって労働時間の短縮を勝ちとった労働者が切りひらく展望にもふれられています。

「工場法による労働時間の短縮は、労働者たちを自分自身の時間の主人公にすることによって、彼らがいつかは政治権力を掌握するにいたることを可能にする精神的エネルギーを与えた」(526ページ、「工場監督官報告書」の引用)

ひるがえって今の日本を見ると、多くの人びとが長時間労働によって、肉体的「精神的エネルギー」を奪われていることが、「政治の劣化」が横行する一つの条件になっていると思います。

「人間らしい労働と生活」を勝ちとるたたかいが、ますます大切になっていると思います。



旭川の「金曜行動」 最低気温マイナス17.2度の昨日も、おこなわれました

「最北・最寒」の旭川の金曜行動。最低気温がマイナス17.2度まで下がった昨日もおこなわれ、私も参加しました。寒さに慣れた旭川市民でも、手足が痛くなるほどの寒さでしたが、みんな頑張りました。

安倍首相は、橋下大阪市長と密会して橋下氏を「再稼働容認」にさせた経産官僚を、政務秘書官に就任させました。また、安倍氏が小泉内閣の官房長官だった時に、「安全神話」にもとづく「原子力立国計画」をまとめた事務局メンバーだった経産官僚を、事務秘書官に就任させました。(10日付『赤旗』一面トップで詳報されています。)

「原発固執派」の様相をますます露わにしている安倍自公政権を含む「原発利益共同体」とのたたかいです。寒さなどに負けるわけにはいきません。

中島みゆきの新しいアルバムを聴きました

『常夜灯』という全12曲のアルバムで、新しいと言っても、昨年10月発売です。何曲かの感想を記します。

『風の笛』
つらい日々を余儀なくされている人びとの、心に寄り添う曲です。
 つらいことをつらいとは言わず イヤなことをイヤとは言わず
 呑み込んで隠して押さえ込んで 黙って泣く人へ
  略
 言いたいことを言えば傷つく 大切な総てが傷つく
 だから黙る   だから耐える  それを誰もが知らない
 ならば
 言葉に出せない思いのために お前に渡そう風の笛
 言葉に出せない思いの代りに ささやかに吹け風の笛

『ベッドルーム』
強烈な風刺です。私は、橋下徹氏や石原慎太郎氏、自民党のある女性参院議員の顔などを、思い浮かべてしまいました。
 粗略に扱ってかまわない人間が
 ないがしろに扱ってかまわない人間が
 あなたの国にはまさか いないですね
 名誉の傾きを取り繕うために
 庇護なき人を選び 踏み石にする技が
 あなたの国にはまさか ないですよね
  略

『倒木の敗者復活戦』
そのものずばりの、応援歌です。
 打ちのめされたら 打ちひしがれたら
 値打ちはそこ止まりだろうか
 踏み倒されたら 踏みにじられたら
 答えはそこ止まりだろうか
 光へ翔び去る翼の羽音を 地べたで聞きながら
 望みの糸は切れても 救いの糸は切れない
 泣き慣れた者は強かろう 敗者復活戦
 あざ嗤え英雄よ 嗤うな傷ある者よ
 傷から芽を出せ 倒木の復活戦
  略

彼女の、世情をつかみ、うたい、聴くものを励ます力の若々しさは、変わることを知りません 
 

最北=最寒の金曜行動がはじまりました

今年の最北=最寒の金曜行動は、昨日(4日)からはじまりました。私は所用のため参加できませんでしたが・・・

友人の元北電社員の水島能裕さんによれば、約20人の参加だったそうです。終了後、「有志」による新年会が開かれたそうです。

やや旧聞ですが、昨年最後の12月28日の行動には私も参加し、やはり「有志」による「望年会」が開かれました。私にとっては初対面の人も参加して、にぎやかに語りあいました。席上、「共産党を見直した」とい嬉しい言葉もいただきました。どこを、どう見直してくださったかは、想像するしかないのですが、とても嬉しいことでした。

共産主義運動の科学性、道義性、発展性にかかわる研究の連載が始まりました

その研究とは、不破哲三氏が、『前衛』2月号から、約2年間の予定で連載をはじめた『スターリン秘史-巨悪の成立と展開』です。

いまだに、共産主義運動とスターリンを同一視したり、強い影響下にあるという議論が、一部の論者によって、なされています。

不破氏は、スターリンとソ連共産党の追従者たちが、「マルクス主義」「レーニン主義」「共産主義」などを、決まり文句として口にはするが、実際の行動ではその真髄を歯牙にもかけていなかったことを、これまでも糾明してきました。

今回の研究は、2000年以降、独、中、英、仏語で初めて公刊されるようになった、19冊のノートからなる『ディミトロフ日記』(1933年~1949年)を縦糸に、様々な歴史的事実や文献を横糸におこなわれます。

従来の内外のスターリン研究は、テロ支配など、ソ連国内の蛮行を主な対象としていました。不破氏の『スターリンと大国主義』(1982年)、『日本共産党に対する干渉と内通の記録』(1993年)に続く今回の研究は、対外覇権主義が主な研究対象になっているという点で、世界にもほとんど例がないものです。

不破氏は今回の研究について「日本の私たちにとってだけでなく、世界の共産主義運動の、科学性、道義性、発展性を持った前進にも必ず資するだろうことを強く希望するものです。」と述べています。強く共感します。






プロフィール

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Author:FC2USER441061ZKS
〇1949年旭川市永山生まれ 
〇正和小、明星中、旭川西高、宇都宮大学卒業  
〇家族 妻、2男(札幌と横浜に在住)、猫4匹(ねず、とら、みけ、ぎん) 
〇趣味 昆虫の観察と研究。ジョギング。
〇写真は、「さようなら原発全道1万人集会」(2012年10月13日。1万2千人が参加)の会場で写したものです

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